Tokyo Design Week in Milano Report


Kubota Architects & Associates Inc. × FUJISASH

第54回ミラノサローネは2015年4月14日(火)から19日(日)までの6日間行われました。
ミラノサローネとは、毎年イタリア・ミラノで開催される、世界最大規模の家具見本市です。家具やキッチン、オフィス等のインテリアデザインにおける世界最大規模の国際見本市と、ミラノ市街各所で行われるメーカーやデザイナーの独立した展示会や展覧会等を合わせて「ミラノサローネ」と呼ばれています。当社は「フオリ・サローネ」と総称される、市街イベントのtokyo design week in milano salone 会場内のクリエイター枠ブースに、「窪田茂 × 不二サッシ」 として出展し、アルミボディのペンダントライト「i-v」及びデスクライトシリーズ「アルエア」を展示しました。
ブースは白を基調に天井、壁、テーブル台を制作し、ペンダントライト「 i ? v 」の1880mmサイズを手前から2台、1200mmサイズを奥側に2台、高さを段階的に変えて吊り下げた配置とし、左側テーブルには「アルエアtype-2」、「ALAIR GRAND」を2台ずつ展示しました。
「 i ? v 」はアルミ生地サンドブラスト仕上げとホワイト焼き付け塗装を1台ずつ用意し、一番手前側を上面に向け、天井面を照らす間接光としての効果を狙いました。これが非常に好評を得る結果となりました。
建築家やデザイナーからの評価が高く、「洗練されたデザイン」、「極限の薄さデザインによるミニマリズム」「余分なものを削ぎ落としたデザインが禅に通じる」などの声が寄せられました。
一般の方々の反応としては、「非常に美しい」、「素晴らしい」、「見た事がないほど薄い」、「自宅の食卓に使いたい」「ヨーロッパで販売はしているのか?」、「どこにいったら購入できるのか?」といった声が多く、年齢・性別を問わず非常に好評を博しました。「 i ? v 」 のネーミングについてIn-visibleの略であることを伝えると、理解していただき大きく頷いてくれる状況でありました。
国内外のメディアからはいろいろな質問を受け、撮影をしていただきました。

「アルエア」についても、アルミニウム合金と薄いLEDモジュールとの製品シリーズとして捉えて頂き、デザインと機能美を評価して頂けた結果となりました。