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2005年7月28日
非常時対応型折りたたみ式トイレ
「カンタン君」を共同開発 |
不二サッシは、株式会社ジーアイ・コーポレーション(神奈川県綾瀬市、渡辺義社長)と共同で非常時対応型折りたたみ式トイレ「カンタン君」を開発いたしました。上部が折りたたみ式の建屋、下部が便槽兼備蓄倉庫で構成されており、当社はこの上部折りたたみ式建屋の開発を担当いたしました。簡単に素早く組み立てられる構造が特徴であり、災害時にライフラインが改善、復旧するまで充分その役割を果たすことができます。 |
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●商品特長
本トイレ「カンタン君」は災害発生後、下水道施設が使えなくなり水洗式トイレ等が機能しなくなった場合に備え、公園や学校等の広域避難所で使用されることを想定しています。
・多人数に対応
標準仕様タイプ(車いす対応大便器1、大便器8、小便器2)で250人が1ヶ月強使用可能です。(1000人で8~9日間使用可能)
・安全性
一般的に安全な地盤とされる避難エリアに設置される上に、埋設槽(便槽)も地下室並の構造を持つため、地震による地盤の急激な変化にも耐えられます。この強固な基礎の上に組まれる上屋構造は従来にない発想で、組み立て後は構造物として認定される構造計算を行っており、また、床はすべて平らなバリアフリー設計になっています。
・簡単組み立て・省スペース
特別な技術や工具を必要とせず、短時間で組み立て可能です(電気不要)。通常は平たく折りたたまれており、公共空間を無駄に占有する事なく、緊急時に簡単に素早く組み立てられる構造です。(特許審査請求中)
・美観・清潔感・プライバシーに配慮
非常時用トイレですが、通常のトイレと変わらないシンプルで美しい外観とプライバシーと清潔感を確保しました。
・電源には不二サッシの太陽光発電システムを利用
トイレの横にソーラーパネルを設置し、夜間電灯と臭気を抑えるためのファンの電源を確保します。これにより、地球環境にやさしく、燃料の備蓄も不要になります。
●商品仕様
標準タイプ上屋 W=7000 D=2000 H=1800(mm) 通常時の折りたたみ厚さは約15cm
車いす対応大便器1、大便器8、小便器2設置
価格
参考価格:上部建屋で約1,000万円
発売時期:2005年秋
販売目標:2006年度 10~20棟
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