環境エンジニアリング事業

Q&A

Q1
「飛灰」って何?

ごみを燃やした際に発生する排ガス中のばいじんです。主に集塵機で捕集されたもので軽いため、飛散しやすい状態となっています。
英語では「Fly Ash」と呼ばれます。

Q2
「キレート剤」って何?

キレートとは、ギリシャ語でカニのはさみを意味します。キレート剤のイメージは、はさみをたくさん持ったカニだと考えてください。
飛灰中の有害な重金属をそのはさみで補まえて離さないようにする(重金属を難溶性のキレート化合物とする)のが、キレート剤の仕組みです。(「アルサイト」は不二サッシの商品名です。)

Q3
「アルサイトL」はどこで何に使うの?

全国の清掃工場等で発生する飛灰・焼却灰・溶融飛灰(ダスト)等に含まれる鉛などの有害重金属を溶出しないようにするために使われます。
鉛などの有害重金属を含んだ飛灰は特別管理廃棄物に指定されており、その処理基準等も決められています。

Q4
「アルサイトL」は毒?

毒物や危険物にはあたりませんが強アルカリの液体ですので、人体に付着したら水でよく洗い流し、その後は医師の判断を仰いでください。
また、酸(塩酸・硫酸・硝酸等)と混ぜると有害なガス(H2S、CS2、COS等)が発生するので、絶対に混合しないでください。

Q5
「アルサイトL」は二硫化炭素を発生させる?

現在、性能を保持しながら二硫化炭素の発生を抑えるために改良したガス対策品(「アルサイトL-301」)もあります。

Q6
「キレート剤」って?

ギリシャ語で"かにのはさみ"を「キレート」と言います。
たくさんのかにのはさみを持った「液体キレート」 。
このキレートの特長は、水中のある特定の金属イオンを選んで挟み込み強力に固定する性質を持っています。

Q7
「ジオスタ」はキレート剤?

違います。キレート剤は有機系化合物ですが、ジオスタは無機系材料を主成分とした粉体(「ジオスタF」)および液体(「ジオスタL」)の薬剤です。有害重金属を自身に吸着・包含してしまう仕組みです。(「ジオスタ」は不二サッシの商品名です。)

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