植物原料の粉塵防止剤
フライネットR

すぐれた防塵効果

優れた防塵効果を、簡単にご利用頂けます。

1
飛砂、発塵を防止

植物由来の高分子樹脂が土壌粒子を結合し、雨水などの透水性は維持したまま飛砂・発塵を防止します。

2
土壌表層の保護

土壌粒子の結合により土壌表層部が強化され、現状の風合いを維持したまま土壌表層を保護します。

3
低コスト、高パフォーマンス

余分な付加価値を全て省き、剤本体や施工にかかるコストを最小限に抑えました。更に、粉塵防止効果においても6ヶ月程度維持することが可能です。

使用環境によって異なります。

4
作業性が良好

散布には家庭用ジョウロで十分可能で、特殊な機材・技術を必要としません。効果も散布箇所が乾燥した後、直ちに発揮します。また、補修も大変容易です。

施工方法

施工器具

エンジンポンプ
水中ポンプ
希釈用タンク
ポンプ

水中ポンプまたはエンジンポンプ

ハイウォッシャー不可

散布ノズル

市販の園芸用シャワーヘッドでも十分対応可能

希釈用タンク

ポリタンク、空ドラムなど

1. 施工日の天候

散布する日は、当日が雨天でない日として下さい。

薬剤が河川等に流れ出ないようにするため。

2. 施工場所への前処理

夏期など、施工場所の乾燥が激しい場合はフライネットRを土壌に浸透しやすくするためあらかじめ散水してください。また、散布箇所の浮石やゴミを取り除き軽く転圧または整地することで、より良い粉塵防止効果が得られます。

3. 散布液の調整

水で原液を8~10倍に希釈します。

施工面や施工方法により、上記以外の希釈倍率・散布量で使用する場合もあります。

4. 散布量

希釈液 1~2kg/㎡を散布します。

防塵期間と散布量の目安は「防塵期間に対する散布濃度の目安」に記載しておりますのでご参照下さい。

5. 散布方法

調整した希釈液を散布用ポンプで均等に散布します。

均一に散布を行うために事前に施工箇所を一定m²数ごとに区画分けすることをお勧めします。

一定m²数の区画内に規定量の希釈液を散布しきることにより、より均等に散布することができます。

(例)施工箇所を500m²の区画に区分けした場合。

1kg/m² 散布する場合 希釈液500kgを区画内に散布しきります。
2kg/m² 散布する場合 希釈液1000kgを区画内に散布しきります。

6. 繰り返し散布する場合

3~5の工程を繰り返し行って下さい。

7. 時間経過で表層が荒れてきた場合

荒れてしまった部分の上から希釈液を散布することで修復が可能です。

  • 粉塵防止効果は乾燥後に発揮されますので、乾燥前に施工場所を通行しないように御注意下さい。
  • 施工場所を車両が通行する場所には不向きですので御注意下さい。

施工例 (粉塵防止期間:6ヶ月の場合)

1. 施工前

施工箇所が荒れている場合は、施工面を事前に転圧または整地することをおすすめします。

2. フライネットR散布

フライネットRを8倍に希釈した希釈液を2kg/㎡散布します。

法面など希釈液が流れ落ちやすい場所では、希釈液を少量ずつ数回に分けて散布して下さい。

作業は以上です。
希釈液が乾き次第、効果を発揮します。

施工後の状態

土壌表層面に皮膜が形成され、土壌粒子が結合し粉塵を抑制します。
また、施工後も外観は現状の風合いを維持したまま土壌表層を保護することができ、雨水などは施工前と同様に地中に浸透するため排水の心配も要りません。
さらに、時間経過により生分解されるため、使用後も土壌は汚れず容易に元の状態に戻すことが可能です。

砂地での状況

ハイドロシーダーによる施工

法面緑化工・種子吹付工で一般的に使用されているハイドロシーダー(種子吹付機)による施工も可能です。

施工能力が良いため、施工面積が広い場合などにお勧めします。

ハイドロシーダーは、造園・緑化業者が一般的に保有しています。

写真:ハイドロシーダーによる施工状況
ハイドロシーダーによる施工状況