『こんな雨戸がほしい』が開発コンセプトでした
日本の現在の雨戸、特に雨戸サッシが普及し始めてから40年近くになり、日本のほとんどの住宅にはスチール製雨戸が使用されています。この雨戸は台風時には効果を発揮しますが、昼間は戸袋に収納され、役に立つことの少ないことが長年の懸案課題でした。
日本の気候の特徴は四季の変化が大きく、しかも高温多湿です。しかし、どうしても窓を開けたくなる春や秋といった恵まれた季節もあります。
日本の気候の住宅性能として真夏、真冬の対策が重点となり、高断熱、高気密住宅が進歩し、サッシ性能は断熱性、気密性などの面で世界レベルの技術進歩が実現しています。
しかし、それに反してどうしても窓を開けたい春や秋の季節、そして、真夏の強い日照りに対する遮熱性、各室冷房によるエネルギーの負荷問題、最近の盗難の多さのためか雨戸を閉めてクーラーなしでは寝られぬ夜などのために、サッシ機能以外にもう一つ別の機能を持った建材が必要でしたが、それらに応えたのが「エコアマド」です。
そこで“こんな雨戸がほしい"がコンセプトとなりました。
おそらく江戸時代以前から今なお、現代建築にも使われている“よしず"や“すだれ"は昨今、マンションにまで用途が広がり、ブーム商品となっています。ここにも現代建築に何が求められているかのニーズがあります。
『今お使いの雨戸をエコアマドに取り替えられます』
今、日本で使われている雨戸サッシには多くのメーカーが過去、幾度かのモデルチェンジを行ってきた雨戸が使われています。その雨戸の種類や構造、寸法も多種多様です。これらを広く調査し、どの雨戸サッシにも使える汎用性の高い「エコアマド」を開発しました。大部分の日本の雨戸サッシに使える商品にした点も「エコアマド」の大きな特徴です。
『雨戸のリフォームだけで住まいの環境を大幅に改善できます』
雨戸の常識を変えるほど多くの「はたらき」を持った「エコアマド」に取り替えることによって、毎日の生活が一変します。実際に「エコアマド」をお使いになった主婦の方々のご意見は、「エコアマドは一日中閉めたままで、ルーバーの角度を変えるだけで使っています」、「多少の雨なら室内に入らない」、「戸袋に入れたことがない」などです。
「エコアマド」の構造を応用した格子を浴室に付け、入浴したいときだけルーバーを0度にして外部から見えなくしたり、西日を受けるキッチンの格子には日照り調整の出来る日除け格子が便利に使われます。
住宅のリフォームが盛んな現在、リフォームビジネスの一部に「エコアマド」や日除け格子の取替えで身近で簡便なリフォームが実現し、住まいの環境が一変します。
価格は取り替える住まいの状況、数量など変動要因が多いため、メーカー価格はオープン価格とします。
『マンションにもエコアマドを』
日本のマンションには一般的に雨戸がありませんが、現在の雨戸の材質や、機能、デザインでは費用対効果などの面から雨戸は必要ないということだと思います。しかしながら、
昨今、ドアの錠のピッキングによる盗難などの犯罪が増えており、マンションにも防犯雨戸がより必要になってきました。
多くの機能を持った「エコアマド」は一般住宅、マンションを問わず、防犯、通風、採光、日射遮蔽、プライバシー保護など住まいに必要な開口部の機能を持ち、マンション生活の住まいの環境改善にも役立ちます。又、マンション建築にふさわしい材質、構造、収納、デザインなど新構造にしました。
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